ついにこの日がやってきた
来たる 2022年5月28日(土)、東京ドイツ村にてスパルタンレースが開催されました。
スパルタンレースとは?
世界最高峰最大級の障害物レース!
世界40ヵ国にて100万人が参加している大型レースで、日本では2017年から開始
距離5Km以上、20個以上の障害物を乗り越えてゴールを目指す
障害物をクリアできない場合はペナルティーとして、バーピージャンプを30回行わなければならない
見るからにワクワクでクレイジーなレースです。笑
そして、人生で一度は参加してみたいかもと思わせてくるレースでもあります。(ドM)
てか、バーピー30回がペナルティーって正気かいな。笑
意を決して出場してきた
さかのぼる事、開催約3ヶ月前。
「スパルタン出てみたいなー。でも、一人で出場するにはあまりにもハードで間違いなく挫折するよなー。」と思っておった私。
そして、悩むこと数分…「これはお世話になっているコミュニティーで有志を募らせていただくしかない!ここで厳しいなら今回は諦めよう。」と言う考えに行き着きました。
そこで早速、募集。
すると幸運なことに、この声掛けに賛同し、集まってくださった有志達が!!(もはや、勇者)お忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。
感謝の一言に尽きます。
そんな経緯を経て、一人ではなくなった私。
無敵な気分で勇者達とパーティーを組み、例の過酷レースに足を踏み入れることができました。
そこは強者がひしめく競技場
東京ドイツ村はのどかで広々とした緑が映える場所です。
これはピクニックにもってこいの場所です。
ちなみに、東京と言いつつ場所は千葉にあります。
そんな景色を横目に見つつ、奥へと突き進んでいくと見えてきたのはスパルタンマークのテント。
中をくぐると屈強な男女がひしめく熱狂の場でした。
場違いなところに来ちゃったかも… と思ってしまうぐらい逞しい人々がそこら中を闊歩する会場。
そして、イケイケな音楽も爆音で流れており、雰囲気はまさにフェス!ここは筋肉の祭典かなにかか…? この状況、否応無しにテンションもアドレナリンも高まります。
目標はとにかく完走すること
今回、挑んだコースは「SPRINT」です。
SPRINT は約5Kmの道のりに障害物が20個設置されたコースです。
スパルタンレースの中では最も短いコースで、初心者におすすめとのこと。
初参加で完走を目指す私としてはこのコース一択です。
他にも SUPER や KIDS もあります。
SUPER に関しては 13Km以上+約25の障害物という化け物級のコースです。
会場にはSUPER と SPRINT の両方に出場してきたという怪物もいました。
凄すぎる。人の域を超えているぜ。
いざ、レーススタート
この真下から過酷レースが始まりました。
スタート直前に気分がブチ上がるような音楽とMCの掛け声が入ります。
MC「Who am I ??」
参加者「I’m SPARTAN !!!」
MC「What is your profession ??」
参加者「Aroo! Aroo! Aroo!」
この掛け声を送り合ってレース開始です!
俄然やる気が高まった状態でスタートを切ることができました。
えっ、普通にキツいんじゃけど…
レース中は写真を撮る暇も余裕もありませんでした。もう、必死です。それぐらい、キツかった。
まず、500m 走ったぐらいで最初の障害物が登場。
優に自身の身長を越える高さの壁(確か2mちょっとあったはず)を越えなければならず、内心絶望しました
いや、挫折タイミング早過ぎか。
「いや待て待て、ここで挫けるわけにはいかん。なによりもバーピー30回をここでしたくはない。」というなんとも小さな意地を発動。
そして、この意地を頼りにあの手この手で壁越えしました。
まぁ、初っ端の壁越えは挨拶程度の障害物であったと後で知ることになるのですが… この時の私は知る由もありませんでした。笑
その後も数々の障害物があり、さすがスパルタンと名乗るだけのことはあるわと思いました。
とにかく障害物にチャレンジするたびに、身体の重さや筋力の無さを痛感しました。
もっと鍛えて訓練しなさい、とレースを通してお知らせされた気がしました。はい、精進します。
仲間のおかげでゴールできました
辛いレースも始まってしまえば必ず終わりがきます。
約2時間半かけてフィニッシュしました。
こんなに時間がかかるとは正直思っていませんでした。
断言できるのは「仲間が居てくれて本当に良かった。一人じゃ絶対に無理。少なくとも私は無理だった。」と言うことです。
バーピーを肩代わりしてくれたり、障害物を乗り越えられるように手助けをしてくれたり、声援をくれたりと、上げ出したら切りがないくらいパワーをたくさん貰いました。
障害物をクリアした直後のハイタッチがめちゃくちゃ嬉しくて、次もクリアする!と思って前へ進むことができました。
一緒に参加してくれて、本当にありがとうございました!
トータル最高だった
レース中は幾度となく挫けそうになりましたが、仲間の励ましと協力のお陰で無事完走できました。
当初の目標、達成です!誠に感無量です。
レース中は苦しかったけど、ゴール後は達成感やら快感やらでもう最高だー!ってなります。
こんなに辛かったのに何故かまた参加したいと思う自分が顔を出してくるから不思議です。
これがスパルタンにハマる人の心境なのかもしれません。
一度、スパルタンに出場してみたいと思っている方はぜひ参加することをおすすめします。
同時に仲間と一緒に出場することもおすすめします。
ゴール後の嬉しさを仲間と共に分かち合うあの瞬間はひとしおです。
皆んなで頑張ったスパルタンレースは思い出のレースとなりました。
ちなみに、完走すると特製のメダルとTシャツが貰えます。
人生に挫けそうになったら、今回のことを思い出しつつ、これらを身に着けて奮い立たせようと思います。笑
後日談
週明けの月曜日、おはようと共に襲ってきた筋肉痛で一気に覚醒しました。
筋肉の悲鳴で目覚める朝ときたら…まじ、最高かよ(白目)
そして、身体の至る所に見覚えのない打ち身や傷が… おそらく、スパルタン中はアドレナリンが放出されすぎて気づかなかったんでしょうね。
出勤したら職場の人に「どんな事したらこうなるんだ」と呆れ半分に言われました。苦笑
戦いに傷はつきものなんだなぁとしみじみ感じた後日でした。
大変楽しい野遊びでした。笑