デジタル化が目まぐるしい昨今ですが、読むことも書くことも紙面上であることが好きです。紙の書き心地や触り心地は何物にも代えがたいものです。ですが、読書記録については紙の限界を感じた今日この頃です。
そもそも何で読書記録をしているの?
私が読書記録を取る主な理由は読書で得た知識を材料として武器としてストックしておきたいからです。本って読んでもすべての内容は覚えていられないし、なんなら覚えていなくてもいいと私は思います。それでも、せっかく読んだのだから内容を完全に忘れるのは勿体ない。だから、自分の頭に残しておくのではなく、記録として外部に残しておく。読んだ本すべてを記録として残している訳ではないですが、知識・教養として読んだ本は記録するようにしています。
Why? 紙から電子へ?
電子媒体に移行した理由は以下の通り
- すぐに内容を検索できないから
- 記録ノートの保管場所を取りたくないから
- 簡単に持ち歩けないから
- 短い内容でもやっぱり手書きは手間がかかるから
1.すぐに内容を検索できない
一番の理由はこれです!検索!読書量が増えると必然的に記録ノートの内容も増えます。タイトルを付けて記録したとしても記録ノートの冊数が増えるとどこに何を書いたか探すだけで一苦労。いちいち内容を覚えておくわけにもいかない。仮に内容に関するちょっとしたワードを覚えていたとしても、紙ではワード検索ができないから結局迷宮入りです。
先日、ふとした拍子に気になるフレーズを思い出して本のタイトルが気になったのですが、記録ノートをめくってもなかなか見当たらず… 結局迷宮入り。かなり悔しい思いをしました。もしかしたら、そもそも記録してなかったフレーズなのかもしれませんが… それでも検索に1時間そこらかけたので今思えば勿体ない時間の使い方をしたと反省です。
2.保管に場所を取る
私は紙が好きなんですが、その紙の保管に場所は取りたくない人間です。我ながらにかなり我がままなやつですよね。基本的に必要最低限のものしか持ちたくない、置きたくない人間と言えば私のことです。そのため、読んだ本も気になる箇所を読書記録ノートにピックアップしたらさっさと売るか人に譲るか捨ててしまいます。本当にお気に入りで手元に置いておきたい本のみ紙媒体で保管しています。最近は読書もKindleなどの電子書籍に移行しようかなと検討中です。
3.簡単に持ち歩けない
読書記録ノートも冊数が増えてくるとすべての記録を持ち歩くのは困難です。そのため、仮にカフェや移動先で何かアイデアを思いつき、参考として読書内容を読み返したくても厳しいのが現状です。その点、電子媒体で保存しとけばPCやタブレットを使い一発で読み返せます。すぐに引用、参考ができないんじゃ私が読書記録を行っている意味がないのでこの点は重要です。
4.短い内容でもやっぱり手書きは手間がかかる
殴り書きないし、メモ書き程度なら紙は便利です。でも、箇条書時には文章として読書内容をまとめるには紙に手書きは手間がかかりますね。大幅修正したくなったときに簡単に文字を消して書き直せないことも欠点です。それでも紙に書くこと自体は好きですよ。
ということで電子媒体に移行しました
つらつらと理由を述べましたが、結論、タイトル通り紙から電子媒体に移行しました。検索できれば良き~ ぐらいで思っていたので Windows にも Mac にも対応できる OneNote にしました。人によっては Evernote や GoodNotes の方もいるかもしれないですね。
OneNote に移行して、読書がさらに加速していってます。記録自体は1冊につき10分程度ですがお陰様で作業がサクサクです。今後は本も8割ぐらいは電子書籍に移行できたらなと考えています。ちなみに読書内容をまとめるには山口周さんの書籍「独学の技法」がおすすめです。良ければ手に取ってみて下さい。